海外へのお引越し





お墓について



この記事をご覧になった方から有益な情報が寄せられました。
新世代の供養のかたちを是非ご覧ください。情報を提供してくださったJ様、ありがとうございました。  2004年08月19日更新



我が家にはお墓がある。父の墓だ。もう20年になる。
父を亡くしてから、うちはいわゆる母一人子一人。つまり、私がお墓を受け継いでいく一人娘というわけだ。多くの若者がそうであるように、結婚するまで、将来お墓をどう守っていったらいいかなんて考えもしなかった。

オーストラリアに移住することが決まって、ますますどうしたものかと頭を悩ましている。とりあえず、父のお墓のある墓地の管理人に聞いてみると、結構海外に赴任している人や住んでいる人がいて、その人たちは出国前や帰国した際に維持費を前払いしていくとのこと。管理人さんが、とりあえずはそれでいいんじぁないですか、と言うからにはやはりそれが一番いい方法なのだろう。

私たちは家族全員で日本を引き払ってオーストラリアへ行くわけだが、誰にも将来のことは分からない。本当にオーストラリアを永住の地として、死ぬまで、いや死んだ後までもここに留まるとは言い切れないし、日本がよくて帰国するかもしれない。

昔々「骨まで愛して」という歌があったらしいが、骨になってもその人はその人のまま。骨となってもその存在を主張し続けている。生きている家族から完全に引き離して切り捨ててしまうわけにはいかない。できることなら、どこまでも、近くにおいておきたいが、家に飾ったり祭ったり置いたり出来る性質のものではない。


もし仮に、完全に日本を引き払うと考えてみる。

父をこのまま日本にと考えるなら.....
以前日本のワイドショーで見たことがあって、びっくりしたので覚えているのだが、あるお寺に設置されている巨大な仏像?のなかに、真空パックした骨をみんな一緒に埋葬し、永代供養をしてもらうとか.....。極論だろうが、そうすれば一件落着?
う〜ん、今の私にはそんな風に割り切って考えることができない。

ならば、父の遺骨をオーストラリアに埋葬しなおすか。
日本とオーストラリアの各関係省庁に問い合わせ、おそらく煩雑で厄介な手続きを経て、遺骨をこちらの墓地に埋葬することになるのだろう。(実際に可能かどうかは問い合わせてません。今、積極的に調べようという気になれないのです)

「グダイ、マイト!」(やあ、相棒!元気か?)
きっと馴染めないに違いない。

娘の身勝手で見知らぬ外国の墓地に収められた父は幸せ?
今、日本で一人ぼっちの父は、やっぱり寂しい?
すでに亡くなっている父の気持ちを考えるのはナンセンス?


あ〜、分からない。
父の遺骨は、お墓は、どうしたらいいのだろう。

今、元気に孫の世話に明け暮れ、英語の勉強をして、こちらの生活をそれなりにエンジョイしている母の時は、どうすればいいのだろうか。母は母なりに自分のことも含めて父のお墓に関して考えると言っているが、今のところ、何の返事もない。かく言う私も、息子に自分の死後どうしてほしいのか、全然分からない。

結論が出るまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。どなたか、経験者の方がいらしたら、ぜひ迷える私のためにメールをいただけたら感激です。

全然調べもしないで妄想に走って悩み続け、その妄想と悩みだけをつれづれに書きつづってしまいました。従って、これを読んで下さった方々の参考になる記述は一切ございません。ごめんなさい。