海外へのお引越し





どこに住む?&ゴールドコースト現地報告 その1



さて、オーストラリアの何処に住んで、何をして生きていこうか?

考えてみれば、人は、ある土地で育ち、せいぜい進学やら就職でなんとなく都会に出て、通勤通学に便利な所に住んで、その近辺で引越しを繰り返して生きている。
海っていいね、潮風に吹かれてサザン聞きたいな!って湘南に引っ越したり
冴え渡る早朝の林を散歩したいな!って軽井沢に越したり
そういうことって、普通の人にはなかなか出来ないですよね。でも、どこに住もうか考えているうちに、そんな突拍子もないことをしてもいいんだ、と思い込んでしまう。それが後々、とんでもない波乱を巻き起こすことになる訳だが、それは後のお話ということで。

まずは独断と偏見で都市部を列挙してみる。
ケアンズ、ここは婚前旅行で行ったことがある。きれいなところだった。でも街があまりにこじんまりしすぎている気がする。車がないとかなり不便そう。実は免許を持っていない。熱帯っていうと、雨季と乾季?えっ!

ブリスベン、文教都市で治安はいいらしい。物価も家も安いらしい。電車も走っている。亜熱帯、いいかもしれない。

ゴールドコースト、日本人が多いらしい。それも、永住者や退職者ビザの人がかなりの数を占めるので日本食の店やレストラン、居酒屋などが多いらしい。リタイア移住者が多いなら、母にも友達が出来るだろう。のんびり暮らせそうだ。

シドニー、丸4年住んでいたので、地の利は分かっているつもりだ。知り合いもいるし、何と言っても便利。でも、みんな忙しく働いて働いて、これじゃ東京に住んでるのと変らない。心機一転引っ越すのだから、違う所に住んでみたい気がする。

メルボルン、アデレード、寒そう。暖かい所がいいな。

パース、この都市だけ孤立している感じがするのが気になる。でも友達は良い所だと薦めてくれた。

さあ、何処に住もう?
それにしても、もうお気づきの方も多いを思いますが、上記の文章がすべて「らしい」で終わっていること。つまり、その都市のことを全然分かっていないのです。今だから言えることですが、行ったことがない所にいきなり引っ越すということは、大冒険です。
結局、主人の反対を押し切るかたちで、ゴールドコーストに決めてしまった。当時の私にはそれなりの言い分があった。
甘い考えなのは承知しているつもりだが、人生一度でいいから、こんな贅沢がしてみたかった。


次に、実際に彼の地へ到着したあと、出来るだけ早く住まいを見つけるためにも、具体的にゴールドコーストのどの地区に住むかを絞り込んでおかなければならない。

以前シドニーにいた時、候補地を決めなかったために、真夏の炎天下、物件を求めて東西南北あちこち探し回って大変な思いをしたことがある。オーストラリアで一日も早く物件を探したければ、その地域の不動産屋をしらみつぶしに回るのが一番早い。新聞の賃貸情報やインターネットで物件を探す手もあるが、新聞の土曜日版賃貸情報の場合は、部屋を見られるのがその日で時間も昼前後に集中しているので、出来るだけ多くの物件を見たければ車が必要だし、うまく回らないと見られない物件もでてくるだろう。インターネットの場合は連絡を取り合うのに多少時間が掛かるのが難点だ。やはり自分の足に勝るものはない気がする。だからこそ、住みたい地域の絞り込みは大事だ。

事前に地域の絞り込みをするにはインターネットの不動産サイトが一番便利だ。私がよく見ていたReal Estate Australiaや、他にもDomainなどがある。これらサイトはいろんな不動産会社の物件情報が見られるので重宝だ。賃貸情報を見たい方は、そのホームページのReal Estate for Rentを、買いたい方はReal Estate For Saleをクリックすればいい。そして、住みたい州を選び、地域を選べは、その地域の物件情報が見られる。日本に居ながらにして地域別相場も分かるし、住所を載せている物件も多いので場所の確認もできる。さらに物件の外観写真も見られるので、イメージしやすいし楽しい。事前に住みたい地域を絞り込めていれば、早く良い物件が探せるというものだ。

そして見たい物件があれば、パスポートを提示して50〜100ドル程度のデポジット(鍵返却時に返金される)を払い、鍵を受け取り、地図片手に自分で見に行くか、場合によってはスタッフが車で案内してくれる。ただし、この車で案内してもらうというのは、なかなか曲者である。街の様子を肌で感じることができないまま到着してしまうし、何といっても最寄駅までの距離が測りにくい。車をすぐに購入しようと思っている人なら、どこに住んでもいいかもしれないが、日本の生活に慣れてしまっている私たちは、やはり駅に近い物件のほうが便利でいい。所変れど駅のそばには銀行、郵便局、スーパーなどがあるものだ。

蛇足だが、こちらの不動産屋はおしなべて皆やる気がない。不動産屋に限ったことではないが(苦笑)。物件はすでに空いてるのに、なぜか鍵がないとか明日にならないと見せられないとか言い出す。そして決まって「後で電話する」と言うのだ。この「後で電話する」というのは、全くあてにならない。私の経験では電話がかかってきたためしはないのでご注意を。鍵がないのは、他の不動産屋が鍵を持っているからだったりするので、どこの不動産屋が鍵を持っているのか単刀直入に聞いてみるのもいいかもしれない。そうでもしないとその物件は永遠に見ることが出来ないかもしれない。

家探しに関しては、オーストラリアで住まいを探す単身シドニーへ家探しに飛ぶでも詳しく書いてます。
なお、グランマーのオーストラリア日記では、ゴールドコースト、シドニーの現地情報および住宅様式の違いや様々な住まい方などを取り上げていますので興味のある方はご参照下さい。





ゴールドコースト現地報告 その1

ゴールドコーストは今回が初めて。
日本を出る前に移民者のための語学学校の所在地をインターネットで確認すると、ゴールドコーストからバスで10分ほどのサウスポートにあった。さらに学校のそばにはショッピングセンターがあるのがわかった。日々の買い物が便利であるというのはポイントが高い。それにインターネットの不動産サイトでサウスポートの賃貸物件の相場をチェックすると、家賃は2ベットルームで週200ドル前後でまあまあの住まいが見つかりそうだと分かった。あとは実際に行ってみないと分からない。

ゴールドコーストに到着したのは8月28日木曜日の午前。その日は荷物をほどき、食料品及びその他必需品の調達で終わってしまった。ゴールドコーストの夜は早い。店は5時か5時半にはみんな閉まってしまう。5時以降は部屋でじっとしているよりなかった。

29日、金曜日。この日は祭日。サウスポートへ行ってみたが、不動産屋はみな閉まっていて動けず。散策のみ。祝祭日のチェックは忘れずに。全く動けず時間の無駄。

30日、土曜日。不動産屋は午後1時まで。12時になって、やっと一軒見ることができた。何度も鍵の催促の電話をかけ、根負けしたスタッフが実は違う不動産屋が鍵を持っていることを教えてくれたのだった。
その物件は学校まで徒歩約20分。結構遠い。前が大通りで交通量がすごく多く、夜になると真っ暗になりそうなのがとても気になる。部屋はすごくきれい。リビングはかなり広いが、2つあるベットルームはとっても小さい。それが難点だ。家賃は週230ドル。
これ一軒しか見れなかったが、各不動産屋にはそこが持っている賃貸物件リストがあって、もらうことができる。それを頼りに、午後はあちこちの物件の外観と場所を見て回った。どれも遠い。

31日、日曜日。全く動けず。

9月1日、月曜日。土曜日見た物件を持っていた不動産屋の賃貸リストだけもらいそびれていたので、そこに直行。なんと、良い物件があった!学校まで徒歩5〜6分。大きなショッピングセンターまで5分かからないで行ける。バス停まで2分ぐらい。ショッピングセンターの前にもバス停があるのでどちらも利用できる。大きな公園が目の前にある。息子を遊ばせるのに便利。外観、室内ともにとてもきれい。バルコニーは2つ。道路に面した前側に一つと部屋の一番奥側に20畳はありそうなのが一つ。バスルームとトイレは珍しく別々。大事なポイントであるお湯のタンクは結構大きい。これなら大丈夫そうだ。家賃は週210ドル。まあまあだ。シドニーと比べたら、話にならないぐらい家賃が安い。

すぐに契約したい旨を伝え、申込用紙に記入する。この大手不動産屋はかなりうるさい。勤務先、収入、保証人、同じ地域在住の緊急の連絡先、過去の住所に職歴、銀行の残高証明等など。すぐに返事はできないとのこと。不動産屋のマネージャーと家主の承諾がいるらしい。

3日、水曜日。やっと契約成立。とにかく、何でも時間がかかる。ボンド(保証金)4週間分と前家賃として2週間分を支払う。契約は6ヶ月以上が普通。

4日、木曜日。電化製品、家具を購入。

5日、金曜日。引越し、及び、電化製品、家具の受け取り。

それにしても、毎日暑い。ゴールドコーストに冬はないのか?


ゴールドコースト現地報告、その2を見る。

なお、シドニーでの住まい探しは、単身シドニーへ家探しに飛ぶをご覧下さい。