技術独立永住権取得大作戦
追加書類と健康診断 後編
健康診断
フォームの書き方や、指定病院の所在地などについては、Austraian Web(在日オーストラリア政府のウェブサイト)で調べるといいと思います。とても親切に分かりやすく説明されています。
都内には4つの指定病院があります。以前学生ビザ申請の時には家から一番近い芝公園のクリニックで受診したが、今回は恵比寿のクリニックにした。とても感じが良かったです。特に、待合室に絵本やおもちゃの置いてあるキッズコーナーがあるので、小さな子供のいる人にはお勧めです。
健康診断には予約が必要です。気の早い私は書類が届く前に予約の電話を入れましたが、書類が届いてからでないと予約できないと言われました。予約はすぐに取れました。
恵比寿のクリニックは閑静な住宅街のなかにあって、分かりずらいので、恵比寿西口交番に置いてある地図をもらって行くのがいいでしょう。大きな看板などは出ていないので、番地とビルの名前で判断しないと、そこにクリニックがあるなんて誰も気づかないようなマンションの中にあります。少し先に劇団ひまわりがありました。駅から歩いて7分ぐらいだと思いますが、ひどい雨のなかベビーカーを押していたのでかなり遠く感じました。
受付で、全員がそれぞれ診断申込書を記入した後、尿検査、身長体重、視力検査、聴力検査、レントゲン、血圧測定、そして聴診器をあてられ、おなかを軽く押され、口を開けて、最後に血液検査をして、おしまいです。検査はどれも簡単なものでした。先生は白人男性ですが日本語で指示してくれるので安心です。先生の採血はこれまでお目にかかったことがないぐらい上手でした。(私が思うに概して外人の先生は注射が上手な気がします。)
診断料は、大人25,000円、子供10,000円、それぞれに消費税が加算されます。送料は2,700円。
無犯罪証明書
都内は、桜田門にある警視庁本部、渡航証明係で発行してくれる。
申請の際は、パスポート、住民票、戸籍謄本、それに無犯罪証明書が必要なことを証明できる文書なり書類を持って、直接申請に行く。無料でした。警視庁の場合、午前が10:00〜11:30、午後が1:00〜4:00までです。できるまでに10日近くかかると思ったほうがいいでしょう。
おまけ (扶養義務のある親を一緒に申請する)
独立永住権申請の際に、自分の両親を一緒に申請したという話は聞いたことがないし、一緒に申請したいという人の話も全然聞いたことがないので、誰も興味がないんだと思いますが、どこかにいるかもしれない誰かのために、もう少しだけ補足しておこうと思います。
扶養義務のある肉親とは、申請者本人から、実際に経済的、精神的、あるいは補助や介護などを受けている人のことで、扶養義務のある子供、養子、両親、孤児となった結婚していない18歳未満の近親者、年を取った扶養義務のある近親者等などがそれにあたります。素人には判断が難しいので本気で考えている人は移民事務所などで相談することをお薦めします。
ですが、ここでは、私の母に限った、私の体験談を書こうと思います。
以前にも書きましたが、私は20年も前に父を亡くしましたので、母ひとり子ひとり、ということになります。申請時、母は67才でした。
どう、証明するかですが、私の場合、
申請時に提出した書類
- 一緒に住んでいることを証明する住民票
- 家族構成を証明するための母の戸籍謄本
- 無職、リタイアしている証明として、以前勤めていた会社の退職証明書
無職だという証明書は、私なりにいろいろ問い合わせてみたのですが、日本には無いようです。しいて言えば、区役所から収入証明書を取り寄せて、前年度に収入がなかったことを証明するという手があると思いますが、私は母の退職証明書を申請時に提出しました。考えに考えてそうしたのですが、よかったのかどうかは分かりません。結果的には、追加書類の提出を求められたので、充分ではなかったのでしょう。
追加書類として提出を求められ、提出した書類
- 母の収入、財産、国からの年金、企業年金などの証明
銀行の残高証明と年金証書。社会保険庁に行って再発行してもらった去年度の年金支払い通知書。
- 一人で生活できない旨の証明。例えば、コンスタントなケア(介護?)や、家族のサポートが必要だという主治医の診断書。
幸い、母は健康でエネルギッシュな人なので、これに関する書類はなしです。
- 私が実際に母を扶養しているという証明。
考えられる書類としては下記のものがあげられると、移民事務所の担当の方からアドバイスをもらった。とにかく私が経済的に母を扶養していると思わせられるものだったらいいらしい。
- 同居している証明
住民票。これはすでに提出していたが、念のためもう一度提出した。
- 母への生活費などの送金記録 / 例えば、銀行振り込み・送金など
無し。一緒に暮らしている母に誰がわざわざ生活費として銀行振り込みなんかするだろうか。
- 母のための支払い記録 / 家賃・光熱費など
無し。残念ながら、もう二十年以上も前から光熱費などはすべて母の口座から自動引き落とされている。3年前に帰国した時、私の口座から引き落としになるように変更なんてしなかった。私たちにしてみれば、二人しかいない親子、どっちの口座から引き落とされたって同じことだったからだ。
ただ、ガスと電話は私の名義になっており、口座引き落としの領収書は私の名前できていた。しかし、それにしたって引き落とし口座は母の口座からなので、何の意味もない。電話だけは領収書に口座名義人の名前が記載されていなかったので、ないよりましだと思い、約半年分の領収書を送ってみた。
まさか、こんな風に扶養していることを証明しなければならないとは考えていなかった。確かに扶養していることを証明するとしたら、上記のような書類などが必要になるのだろう。私の考えと詰めが甘かったとしか、言いようがない。もし、親を扶養家族として一緒に申請しようとお考えの方がいたら、上記のことを参考に早めに対処した方がよいでしょう。生活費・小遣いの送金、光熱費などの口座の引き落としの名義人など、改めて確認検討してみて下さい。
もしも、将来的に親を呼び寄せてオーストラリアで一緒に暮らしたいとお考えの方がいらしたら、ご自分の永住権申請時に一緒に申請してしまうのが一番簡単だと思います。相談してみることを強くお勧めします。