技術独立永住権取得大作戦




追加書類と健康診断 前編


2003年3月4日付けで、アデレード・スキルド・プロセッシング・センターより追加書類と無犯罪証明書の提出、家族全員の健康診断の要請があった。ぴったり50週だった。

今年に入ってから、ずっと今か今かと連絡を待っていたので、電話が鳴るたびに内心ドキドキしていた。あの日、ファクスを受信しはじめた時は心臓が飛び出しそうだった。あんなに待ちわびていたのに、結果を知るのが恐ろしくて、急に逃げ出したい思いにかられていた。なんとかその気持ちを抑えて、恐る恐る薄目でちらっとファクスを見ると、X-RAYの文字が目に飛び込んできた。
「健康診断だって! やったぁ!」
そう叫んでいた。いろんな人の体験談に、無犯罪証明書と健康診断の提出の知らせを受けると、ほぼ大丈夫だと思っていいと書いてあったので、内容もまだ読んでいないのに興奮してしまっていた。

アデレードからの手紙は同じ日付で二通あった。

一通は、私の母に関する追加書類提出の要請だった。
内容は、「あなたはこの申請にあなたの母親を扶養家族として申請している。移民法に照らし合わせて、母親を扶養家族として認めるかどうかの判断を下すにあたり、以下の証明、証拠を提出するように求める」 というものだった。
もし、あなたの近親者があなたの扶養家族であることが認められれば、健康診断の要請があるだろうが、その場合でも、診断結果に問題があると判断された場合、全員の永住権の申請は却下されることになる。
書類は49日以内に提出しなければならない。もし、49日以内に要求された書類が届かなかったり、提出されなかった場合は、追加書類の提出なし、ということで決断が下されることになるだろう、というものだった。

私が提出した追加書類に関しては、次ページの追加書類と健康診断後編のおまけで詳しく書いていますので、興味のある方はご参照下さい。



もう一通は、健康診断無犯罪証明書の提出についてだった。
内容は、「現在、あなたの審査は、オーストラリアへの永住権取得のための家族全員の健康診断と無犯罪証明書の提出の段階に達しており、この申請に含まれる家族があなたと一緒に移住するしないに関わらず、全員、健康診断を受けるように。これには、あなたの母親も含まれる。この部分は実際に太字で書かれていた。
さらに、健康診断の内容と注意事項などの説明。
次に、伝染性の病気が発覚した場合、オーストラリアに入国した後、いつでも連絡がとれるようにするための申請用紙であるForm815(ヘルス・アンダーテイキング)を審査期間短縮のために今の時点での提出を促す内容。
そして、無犯罪証明書の提出依頼と、FORM1022(現況報告、住所変更など何か変化があれば報告するためのもの)について、提出期限は49日以内、と続く。
最後は、健康診断と無犯罪証明書を提出したからといって、絶対にこれで永住権が取得できるというものではない、と太字で強調され、手紙は結ばれている。

この二通の手紙、内容が矛盾していると思いませんか?
母を扶養家族として認めるかどうかの審査のための追加書類と、母が扶養家族として認められてからくるはずの健康診断の要請が、一緒に来てしまっている。おまけに、健康診断にはあなたの母親も含むとわざわざ太字で強調して書いている。
いったい、どう理解すべきか。
母の追加書類は単なる形式的なものなのか...それとも、健康診断に問題がなくても、追加書類によっては不許可もありうるのだろうか。
どちらにしても、まだ不安な日々が続くということだ。


同封されていた書類
後編で、健康診断と無犯罪証明書、母を扶養家族として一緒に申請した体験談を紹介します。