海外育児日記




プリスクール入学!
プリスクールってどんなところ?



2月1日、入園日。

もう不安いっぱいで、朝、息子の手をひいてプリスクールに向かう。

泣くかな?
すんなり学校に息子を置いて帰れるだろうか?
あんな苦労して入学して、また退学なんてことにならないだろうか?

息子に私の不安が伝染しないように、なるべく明るく!明るく!

プリスクールに到着。ゲートを開け、中に入っていく。
名札をもらい、息子の胸につける。

「ママ、帰るよ」
そう言った途端、息子の顔が泣き顔に変わっていく。
あ〜、きた、きた。
すると、若くてきれいな金髪のオージーの先生が息子のそばにやってきた。
「大丈夫ですから、どうぞ帰ってください」

先生のその言葉に促されるように、出口に向かう。
振り返ると、息子はしっかりとその先生に抱っこされ、先生の胸の中で泣いている。
私は心を鬼にして、帰ってきた。
時計ばかりを見てしまう。大丈夫かな?まだ泣いてるかな?
そんなことばかりを考えて、何も手につかない。お昼になっても電話はかかってこない。 もう2時になる。3時までにお迎えなので、先生が2時半ごろに来てくれと言っていたので、そろそろお迎えの時間だ。

迎えに行ってみると、元気いっぱいというわけではないが、何やら自分なりに遊んでいる。

先生に様子を聞くと、少し泣いたけど大丈夫だったから、心配しなくていい、と言う。ほっとした。
2日目。ママにバイバイと言うとき、少し泣いたけど、自分なりに必死に泣かないように堪えてるのが手にとるようにわかる。 息子も成長したものだ。
3日目。顔をしかめ、泣くの堪え、とうとう泣かずにバイバイと言ってくれた。
えらいぞ!ママは心の中でそう叫んでいた。

もう、それからというもの、息子は学校が楽しくてしかたがない。たった週3日しか行かないから、あとの4日は毎日、 「あしたは学校?」「あしたは学校?」を繰り返すほどになった。結局、その学校好きは12月の卒園まで続いた。良かった。良かった。

しばらくしていろんな人から聞いたことだが、実は息子の通ったプリスクールはすごく評判の良い学校だった。
なんとラッキーだったことか。思えば、なんとかいつも窮地を脱してきていた。とりあえずは運の強さに感謝である。

いろんなプリスクールがあるなか、その学校ではいろんな教育をしてくれた。ついでに英語力まで授けてくれた。
しかし、学校によっていろいろあるので、まずは入学申し込みに行く前に見学に行くことをお勧めする。 (私が言っても説得力はないが、失敗から学ぶことは常にたくさんあるものだ)


一日の日程。

朝9時に登校。とは言っても、9時に来る子は少ない。全員が集まるのは恐らく9時半ぐらいだろう。

10時半ごろから、モーニングティー(持参)。フルーツやおせんべいにジュースや水など、簡単なものが多い。

お昼になれば、ランチの時間だ。これも持参。みんな国際色豊かなランチを持ってくるらしい。
それにしても、食べてばかりいるようだ。日本では学校でいつもお腹がグーグー鳴った記憶があるが、よく食べるオージー、 こちらではそんな空腹感とは無縁のようだ。
ただし、食物アレルギーには神経質で、絶対ナッツの入っているものは持って来てはいけない。チョコレートに入っていてもダメだし、 スナックバーのようなものに含まれていてもダメ。買うときは、裏の含まれている食品を必ずチェックする習慣がついたほどだ。

ランチの後には休憩時間がある。簡易ベッドが用意されているので、お昼寝がしたければしてもいい。 息子はとうとう一度も学校で昼寝をしたことがない。なんで?と聞いたら、いっぱい遊びたいからだそうだ。なんと欲張りな。
このお昼寝時間は4学期にはなくなる。翌年の小学校併設のキンディへの入学準備なのだろう。

一日に一回は、必ず、外で遊ぶ時間が設けられている。息子は砂場が大好きで、毎日靴の中は砂だらけで大変だった。

午後3時が下校時間だ。親たちはだいたい2時半ぐらいから3時までの間にお迎えにくる。送り迎えの時には必ず、大人のサインがいる。
サインで思い出したが、こちらでは子供を託してもらいたくない人の名前を登録できる。 登録された人がお迎えにきても、幼稚園側では絶対にその大人に子供を渡したりしない。だが、その申請には裁判所の書類の提出が必要らしい。面白いものだ。