海外育児日記
プリスクールの申し込みで、またもや大失敗!
幼児のための教育機関は、いわゆる日本の幼稚園にあたるプリスクール、キンダーガーテンと、保育園にあたるデイケア・センター、
託児所のようなオケージョナル・ケアー・センターに分けられます。
プリスクールとキンダーガーテンは三歳から就学前の幼児を対象にしています。
我が家の息子は、2歳の時にチャイルドケアセンターで大泣きして学校を辞めた経験があったので、ゆっくり4歳になってから
プリスクールに入れることにした。
プリスクールなんて、入る間際になって入学の申し込みをすればいい、そんなこと誰も言ってないのに、またしても浅はかな私は
高をくくっていた。今にして思えば、なぜそんな楽観的になれたのか…。
とにかく、車のない我が家は歩いて行けるところにしか息子を連れて行けない。ところがなんと、歩いて行けるところにあるのは、
たった一軒。選ぶことなどできない。そのプリスクールが良い学校かどうかなんて、言っていられない。そこしかないのだから!
私は翌年のプリスクールの申し込みをのんびりと11月になって行ったのだった。
なんと、満員!(当たり前だ)
受付の方は「ウエイティングリストに載せますか?現在、これだけの方が入学を待っていますが」と分厚い入学申込用紙の束を
見せてくれた。
ガア〜ン!
どうしよう…。息子を幼稚園に入れないわけにはいかない。もう、私は涙目である。
「なんとかなりませんか??」恐る恐る聞いてみたが、なんともならないとの返事。
チャイルドケア探しであんなに懲りていたはずなのに、全然学んでないとは私のことだ。
とにかく、それからまめにプリスクールに顔を出すことにした。嫌がられても、門前払いをくわされても、とにかく自分の息子を
「このプリスクールに入れてくれ」とアピールするしかない。
オーストラリアでは、押して押しまくれば、なんとかなると聞いたことがある。
それでも、嫌われてはやっぱり元も子もないと思いなおし、学校が夏休みに入る12月半ばまでに3回ほど訪問した。
それぐらい行くと、受付の人とも顔なじみになる。その度に、車がないから、遠いプリスクールには通えないとか、
とにかくアピールをし続けた。私にできることはそれしかなかった。
でも、学校が夏休みに入るまでには、とうとう色よい返事がもらえなかった。
ということは、新年度に新入生として入るのは無理ということを意味していた。
もう、なるようになれ!
あきらめムードが我が家を包んでいた。しかし、私の母からは親としての責任を毎日のようにチクチクと責められ続けた。
3学期が始まる7月の入学もありかもしれないが、それはかなり厳しい。
ところが、年の暮れが押し迫ったある日、私の携帯が鳴った。
いつものように、ハローと出ると、なんとプリスクールからではないか!
話を聞くと、休みを返上して仕事をしに来てみると、園長先生からのコメントが机の上にあって、なんと新入生の枠が一人空いた
とのこと。すぐに私たち親子の顔を思い出したから、電話してみたけど、学校は決まったか?という電話だった。
決まってないことを告げると、すぐに学校に来いとのこと。
羽が生えたように、飛んで行ったのは言うまでもない。
2月の新年度から、息子の入学が決まった!
こんなことってあるんだ。顔を出して、毎回、涙目で訴えた甲斐があった。
やっぱり、オーストラリアでは、自己主張!アピールがものを言うのかもしれない。
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