グランマーのオーストラリア日記
不思議発見
ゴールドコースト前編
海外で暮らすと不思議に思うことや、日本には無いものを目にする機会があります。そんな私の不思議発見をお伝えしたいと思います。
オーストラリアの日差しはとても強いです。紫外線は日本と比べると六、七倍にも達するそうです。上空にあるオゾン層のせいです。ですから、皮膚がんの発生率が非常に高いそうです。行き交う人々を観察していると、顔、肩、腕、背中が染みだらけの人をよく見かけます。それに空気が非常に乾燥しているため、皺もできやすいです。そんな訳で、日本のように皺を見てその方の年齢を推測することができません。実際には私より若くても、私よりずっと皺の多い人がたいさんいます。日本人が海外で若く見られるのがよく分かります。理由はともあれ、若く見られると気分まで若返って嬉しいものですね。
こちらでは赤ちゃんのうちから日焼け止めクリームを塗ります。家族全員で塗るので、超特大サイズのがスーパーや薬局で売っています。娘に言わせると、日焼け止めクリームを塗っていても、あっという間に、染み、そばかすが出てくるのだそうです。すぐにできなくても、ある日気がつくと染みが大発生しているのだそうです。娘の顔を見ると、可哀想に、確かにその通りです。日焼け止めクリームはUVカット率30以上のものがいいそうです。
サングラスも必需品です。シドニーでは見かけませんが、ゴールドコーストでは、幼児でもサングラスをしています。びっくりしましたが、なんとも愛らしいです。小さな子供用サングラスはお土産やさんや薬局などでも手軽に購入できます。孫も大喜びで、しばらくの間サングラスをかけて散歩に行っておりました。
私が最初に住んだゴールドコースト、サウスポートは、海がすぐそこで、緑豊かな、とてもきれいなところです。人々はというと、朝から活気づいています。朝の九時、コーヒーショップの屋外席はカプチーノ片手に談笑する人々で賑わっておりますし、大きなショッピングセンターに入れば、多くの人がショッピングを楽しんでいます。スーパーマーケットでは、女性たちがすでにたくさんの商品を大きなカートに入れて押しています。ですから、私まで朝九時ぐらいになりますと落ち着いていられず、「さあ、出掛けましょ」という気分にさせられてしまうのです。
そんな具合ですので、夜も早いです。夕方四時ぐらいに何か買い忘れたものがあったことに気づくと大変です。「急いで買い物に行かないとお店がみんな閉まっちゃう」と駆け出して行く始末です。五時閉店のお店が多いのですが、五時に閉店するわけではないんです。お客がいなくなったのを見計らって、十分前でもお店を閉めてしまうのです。そして、従業員の方たちは五時かっきりにお店の鍵を閉めて帰ってしまうのです。五時閉店ではなく、五時退社です。
夕方五時を少し回りますと、「あ〜、今日も一日終りだわ」っていう気分なります。日本でしたら、これからって感じですよね。でもこちらでは日が暮れますと、もう、外は真っ暗。夜八時半過ぎの繁華街は開いてる店もほとんどなく、まるで日本の真夜中って感じです。それでも街灯はあるし、ショーウインドーの電気がついたままの店舗もあって、そんなに暗く感じませんが、住宅街に入れば入るほど街灯もなく真っ暗になってしまいます。私のクラスメートは、夜はヘッドライトの明かりだけを頼りに運転しているので、とても恐い、と言ってました。慣れない道でしたら、今、自分がどこを走っているのか、分からなくなってしまうことでしょう。
こちらの気候は、春、夏、夏、秋といった感じらしいです。私がゴールドコーストに到着したのは去年の八月末。本来なら南半球にあるオーストラリアは冬の最中となるはずですが、亜熱帯のゴールドコーストはすでに暑いぐらいの陽気で驚きました。日中は半そでで過ごせるほどでした。
私は毎日、ショッピングや孫の散歩で外に出掛けますが、ある日、道を歩いていて、ふと、街路樹を見上げると、葉のすっかり落ちた枝ばかりの大木に、藤紫の花が咲いているのに気がつきました。その木の名前はジャカランダ。春の訪れを告げる花だそうです。まるで日本の桜のようですが、印象は全く違います。派手な感じで存在感がありすぎるきらいがありますが、ジャカランダの花が咲き乱れる並木道を通りますと、その眺めは圧巻です。藤紫のその花は約二ヶ月間も咲き続けます。大雨が降っても、激しい風が吹いても、花が落ちることはありません。初夏まで楽しめます。写真を撮りそびれたのが悔やまれます。お見せしたかった。
不思議発見、ゴールドコースト後編を見る。
娘のホームページでも、ゴールドコースト、シドニーの現地情報を海外へのお引越しで載せていますので、興味のある方はどうぞ。
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